歴史が証明していること
メディアを牽引するコンテンツとは?
5年間の服役生活で読んだ小説は322冊。
1冊ずつ書籍のタイトルと作家名、
そして感想文はノートに取っていた。
収監されてから初めて読んだ作家が重松清氏の著書「いとしのヒナゴン」
自分の心を簡単に揺さぶることができる重松清氏の本にハマってしまい大ファンになってしまった。
「とんび」は他界した父を思い出してしまい号泣して何度も読んだ。
茂木健一郎氏との対談本「涙の理由 人はなぜ涙を流すのか」で、
重松清氏が官能小説を出していることを初めて知った。
まさか、官能小説を書いているとは!?
しかも、「いつか泣ける官能小説を書きたい」と言ってるし…
ただ、どこの出版社も、官能小説は男を立たせてナンボだということで書かせてくれないらしい。
私がAVメーカー時代に、エモーショナルAVという笑って泣けるAVの新レーベルを企画提案した時に、
営業社員から猛反対された事を思い出してしまった。
その時に、まったく同じ事を言われたのだ。
「社長AVは、男を立たせてナンボです」と…
出所後の事業のひとつに音声朗読小説を考えているが、
そのキラーコンテンツになるのは官能小説だ。
泣ける官能小説は絶対にアリだね。
エロで世の男を泣かせてやりたい。
アダルトコンテンツは、メディアの牽引に欠かせないコンテンツだ。
ビデオ、衛星放送、インターネット、アプリ・・・
新しいメディアは、アダルトコンテンツが牽引することで普及していく。
これは歴史が証明している。
昨年からVR動画が急激に伸びているが、これもアダルト中心だ。
不況の出版業界を救うのもアダルトコンテンツになるのではないか?!
重松さん、必ずオファーします!
今日も生きてることが奇跡です。